モテる社会見学

この世は常に学びに革命が起きている。世の中に創造されていないものに着想と実装を。

【モテるアイテム】モテるドレスシューズ。そもそもは HERMES の別注だった Paraboot (パラブーツ)の MICHAEL (ミカエル)がいつの時代も今に映える理由

はじめに

エスキモーの履いているアザラシブーツを都会的にというエルメスからの依頼が起源だとされているのParaboot(パラブーツ)のMICHAEL(ミカエル)。チロリアンシューズの名作として名を馳せているのをご存知だろうか。発祥や成り立ちやどれだけ人気なのかは他サイトで参照頂きたい。ここでは何故今に映えるのか考察して行きたいと思う。まずこちらの画像をご覧頂きたい。毎年このあたりのスタイリングを安心して当たり前のようになぞって過ぎ去っていく人生に違和感を抱いたことはないだろうか。その違和感に答えていこうと思う。

くるぶしを出したい男達はマインドチェンジを

くるぶしを出せる季節になると男達はこぞって過去に確立され安定だと勘違いして安心しているこれらのスタイリングをしがちだ。毎年スタイリングを変化しない傾向にある。時代に取り残されたかのような一辺倒は誰かの期待に応えられない。ならばマインドチェンジに挑戦しよう。又、これから上記のような格好を試みようとしている人は立ち止まって欲しい。新たに古いセンスを選ぶのか新しいセンスに挑戦するのかを。特に自分をイケオジだとか程よい遊びを持っている雰囲気イケメンだとか勘違いしている人は直ぐに尖りたがる。襟や靴などディテールのあちこち尖っている男でモテている類はあまり見受けられない。イタリア人やフランス人が全員尖ってるではと勘違いしているのではと思う時が多々ある。又、靴を変えるとスタイリングの幅も増える。相乗効果とはこのことなのだろう。

 

Parabootパラブーツ)のMICHAEL(ミカエル)のポテンシャル

まずは、ご覧頂きたい。

如何だろうか。お察しのとおり上質な渋さに加え丸みがあるので可愛いらしさがある。又、決してくるぶしを出す季節だけの靴だけではないしカジュアルシーンだけの靴でもない。次に機能面であるが、ソールがめちゃくちゃ持続する。一般的にドレスシューズのソールは頻度を高めに履き続けた場合3カ月程しかもたずその度に交換すると3000円ほど費用がかかる。Parabootは世界中でも唯一ソールまでのすべての工程を自社で生産しているブランドでありその高いクオリティは世界的に認知されている。個人的な意見になるが、週3履いても5年はもつ。そして修理対応も充実している。例えばオールソール交換だと¥22,000となる。その他の修理については、パラブーツ公式サイトを参照して頂きたい。少しずつ自分の足に馴染ませ、履きこむ楽しみや時にリペアして生まれ変わる楽しみだってあるのだ。因みにパラブーツの製品は丁寧に履けば数十年履けると言われている。丁寧な暮らしを根ざして生きていると、こういったポイントも注視したいところだ。

パラブーツは、昨今のプロダクトを所有する哲学にも寄り添っている

昨今はあまり物を所有せず、又、物を所有する時は趣味嗜好が少し遠い先までブレそうにないゾーンにおさまっているか、そしてその物の背景や哲学に共感できるかが所有を決めるポイントとなるのではないか。その上でもこの製品は至上の領域に存在すると思って自信は愛用している。